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【章】種まいて、花咲かせて、実をつけていかなきゃね


3月は篠原演芸場
劇団章劇でしたまりおたん

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今月観劇3回中、2回は芝居で
座長が頭皮ヤバかったという
驚きの結果に。(この引きのよさ)

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章劇は
座員が昔から多い方ではなく
一人二役はこなしてるイメージ。
でも、少ないながらも
しっかり芝居を魅せてくれる。
それが章劇の強味だった。

だから今回も「や、大丈夫でしょ」と
行く前は思っていたんだけど
さらにメンバーも少なくなり
ずいぶん苦戦してました(俺データ比)

そんななかでも篠原公演は
たくさん企画をしていたようで
ツイッターで流れてくる報告TLが
とても楽しみだったんだ(*^_^*)

記憶にあたらしい、
千秋楽のことを書いておきますまりおたん
(じゃないと忘れる)

++++++++++++++++++
注1・
あくまでも一個人の感想です。
注2・
あえて敬称略してます。
注3・
場合によってネタバレもあります。
++++++++++++++++++


章劇お別れ狂言は定番の
★お芝居「桶屋さん」

親方=蓮座長
女房=大門さん

弟子 A作=せがしん
   B作=章太郎後見


配役書いただけで笑う。
なかなかないよ?
こんな大人だけの喜劇て。
おどけ方がすべて昭和。

流星さん、ゆう斗くんは
いい感じに…天然持ち合わせてるし。

俺が涙流して笑ったのは
ゆう斗くんの“関西弁で言おうと
がんばったが、アクセントの入れ方が
スリリングすぎて、
日本語すら危うかった”件。
ホント、天然は強い笑


しかも
フリーダムな弟子2人・章伸。
いうこと聞くわけねーし。

蓮座長は章伸の
すべてのボケをひろってく。

蓮ちゃんが
まんをじしてノリツッコミしても、
章太郎さん、動かぬこと山のごとし。

大人たちがそれぞれに
自由の羽根をひろげすぎて、
独走状態が半端なく
あ、そこ、ひろってあげてーって笑

そりゃ蓮座長 頭もバーコードになるわ。


最終的に蓮座長、
「職権乱用すな!
 せやからワシ、
 そっちの役(弟子)やる、言うたやろ!?
 扱いづらさ…満開~(←ここだけ小声
 やりづらい~そういうの気づいて?笑」


もうアドリブなのか懇願なのか。

章劇らしいゆるさで、笑ったわー。
かなりの獲れ高きらきらきら~♪
「章劇みてる」と思う安堵感(*^_^*)

どの芝居も章劇さんのは好きだけど
次はがっつり芝居に当たりますように!




★舞踊(抜粋)
★ミニラスト
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★樹くん
千秋楽に「一期一会」で踊るなんて。
扇を落とすとハニかむ笑顔が初々しいきらきらきら~♪

前回「蝋人形からの、紅」でびびった。
面で踊ってたり、好きな方向性は確実に
あるんだろな。これからが楽しみマリオ

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★ゆう斗くん
彼のキャラはいいよなぁマリオ

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「お笑いの日」に
某おにぎりお好きな人に
扮装したんだが、似合いすぎて草ww

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影まで神ってるきらきらきら~♪





★菊小鈴さん
いつも芝居で身長ネタされてたなw
紅一点、やっぱそこだけ華やかになる。
女優さんは必要ね。とてもかわいい人ラブラブ

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★美月流星座長
シャッター押すと毎回眼をつむる。
今回やっと慣れてきましたw
クールそうだけどかなりイジラレキャラ。
すごく舞台で脇にまわって動いてたきらきらきら~♪

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こーせーくんとの親子舞踊も
かわいかったわー(*´ω`*)

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★大門力也さん
蓮ちゃんの扇で。
痩せられて、出てきたときは
思わず声が出たくらい。
だけど過剰な心配はふきとんだ。

人間的重みというか、貫禄は
前よりずっしりと感じたような。

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最後に座長が出てきて
感謝を込めてハグしてたんだけど、
「ああ、いい関係なんだろな」と
微笑ましくなった。

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★瀬川伸太郎座長
この方も脇にまわって動いてた。
まだまだ中心で
舞台に立ちたいだろうに。

今の章劇には
いなくてはならない存在きらきらきら~♪
3.11震災から6年目の日、踊った
「人生しみじみ」は涙でた。

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★章太郎さん
章太郎さんの舞踊も、演技も
いちいちカッコイイです。

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話はそれるけど、炎鷹座長が小さい頃
憧れていた役者さんの名前をあげた時に、
章太郎さんの名が
すぐに出てきたことがありました。
役者さんも憧れる存在きらきらきら~♪





★相舞踊
なんかずっとバタバタしてたな笑

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★蓮座長
蓮座長の舞踊は、あったかい。
…ふわっとした表現でごめん。

曲によって、カメラ人間としては
「止まりやがれ」と思うのだが(何様)、
そのブレもイイ意味で蓮座長らしい。

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キメはこう、視線はこう、とかの
型にはめられた舞踊だけではなくて
(もちろん袴とかはキチッとだが)、
手足をめいいっぱいのばす。

悲しい表情も、とびきりの笑顔も
めいいっぱい客席に投げる。

それがとても清々しくて、
観ていて楽しくなる。元気になる。

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立ちも女形も皆に感謝する選曲で。

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♪あなたの瞳にうつる未来を
 祈っているよ

ゆっくりとお客様を
一人ひとりみて頷く座長。

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前は蓮ちゃんの舞踊を
「自然体」って表現してたけど
今回はさらに力強さがあった。





★ラスト「おれの道」
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からのアンコール。

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放置プレイ。


わちゃわちゃ感に
笑顔が伝染する(*^_^*)

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最後のご挨拶。
蓮座長の口上が心に残ります。

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1日1日、舞台をこなすのが必死で
中日くらいに、体力も精神面も
皆、おちかけそうになりました。

でもこうやってふりかえってみれば
あの試練も楽しかった、と。

これもお越しくださり応援してくれた
お客様のおかげです。感謝します。

(ひとりひとりを労いつつ)
でも今月、一番がんばったのは
(若手の)樹とゆう斗です。
毎日稽古で辛かったろうに
とてもがんばってくれました。

と、若手くんを皆の前で褒める座長。
二人とも「てへへ」と笑ってたけど
あれは嬉しかっただろうな(*^_^*)

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そそ。3月篠原の
目標動員人数も達成できたとのこときらきらきら~♪

会長には
「本当によくがんばったね、
 二重マルあげるよ」
と言われてホントーに嬉しかったと。

「でもこれからだよ。
 これから種まいて、花咲かせて、
 実をつけていかなきゃね」

とも。いい言葉ねー(*^_^*)

何度も何度も震えた声になっていて
涙をこらえた、いい口上でしたきらきらきら~♪

章劇の千秋楽はじめていったけど
あたたかい千秋楽でホクホクモナー

先月は個人的に
親の入院とか、仕事のトラブルとか
もうベコベコだったので
章劇のがんばりに励まされ、
助けられたわグッド!


章劇さんの公演先は
4月は四日市のユーユーカイカン

5月は立川けやき座
ゲストでフリーの「天夜叉」さんも
いらっしゃる予定だとか。
楽しみ!!!!!

新生章劇、
ちょっとゆるいとこも
ちょっと頼りないとこも、
でも、とても一生懸命なとこも
すべてを観て感じてくださいね(*^_^*)

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愛燦燦。



先日起こったことを
忘れたくないので書いておこう。

母は今月入院をしていたが
「春の彼岸には家に帰りたい」と
ずっと呪文のように言っていたので
ちょっとムリヤリに18日退院。

だが、
デイサービスで倒れ救急車で運ばれ
24日からまた緊急入院となった。

「退院させたアタシのせいだ」と
自分を責めながら
入院で必要なものをバッグに詰め込む。

でも電車に乗ってバス乗って…が
途中、涙出そうだったから
どうしてもタクシーをつかまえたい。

すると、祈りが通じたかのように
タクシーがきたが、回送中。
あきらめた時「乗りますか?」と。
運転手さんのやさしさで止めてくれた。

「○○病院まで乗せてほしい」と伝え、
俯いていると

「私、お客さんを6、7年くらいまえに
乗せたかもしれません。
…落語好きじゃなかったですか?」と。

そのおっちゃんは
なかなか通らない道で客をひろい、
その病院までと言う人も
なかなか居ないので覚えていたらしい。

しかもその「落語」というのは、
このブログに書いたんだけど

そう、このおっちゃんだったの!!

すっごいココロが軽くなってね。
「運命だねー」って(*^_^*)

このおっちゃんのタクシーのって
前回は母が回復に向かったんだから
今回も大丈夫だ、と。そう思えた😊

もろもろの用事をすませ、病院では
泊まれないので、病院でたあと篠原へ。
「行くよー」て言っていたからね。

その日は章劇さんの「お笑いの日」でさ。
途中からだったけど、笑ったわー。
ホント元気もらった(*^_^*)

そのあと仕事を片づけて、
ちょっとひとり呑みたくなって
まだ一回しか行ったことない店だったけど
ふらっと吸いよせられるように入った。

落ち込んでいたのがバレたのかな、
大将と従業員さんがとても優しくて
ずっと話しかけてくれて
最後には巻き寿司にあら汁、
デザートまでサービスしてくれた。
帰りにはお土産まで持たせてくれた。

これから通うとココロに決めたわ。
…おごってほしいとかじゃなくてね笑

んで、きのうは「哀川まこと」の
新生真芸座を卒業してから
初のステージをみた。新しい世界で
イチからがんばっている姿に
感動して、目頭を熱くした。

人は必要な時に
必要なタイミングで
必要な人と出会うんだ

♪人生って うれしいものですね

そう感じた今日このごろです✨✨

大衆演劇の「マンネリと飽き」を考える


どーもどーも。
まだまだ酒もトマトも、飽きは
きてないフルギーです。

アタシB型で基本、飽きっぽいんすよ。
このブログも飽きっぽいでしょ?笑

でもあの大衆演劇の世界は深すぎて、
まだまだ観たい劇団もあるけども。
まだまだ好きな劇団観ていたいけど。

そー… け・ど・も。

ずっとね、観てると、あるわけですよ
(小声で)ちょっと、飽きが。

どんなことも、同じことを続けていけば
最初は楽しくても、いずれ飽きる。

お客さんはいいわけ。
飽きたら、違う劇団をみてみるとか
別の趣味に向かうとか
たくさん選択肢があるからさ。

でも、あの世界の方々は
自分の劇団の中で、ずっと、だもんな。

だから新しい芝居したり、舞踊作ったり。
お客様に飽きさせない努力を
すごくしている。

けども、本人らもどこかで
飽きもマンネリも感じてるはず。

それが舞台に顕著に出るんだよね。
ずっと観てる劇団だとすぐに読み取れる。
このまえも「THE 惰性」を見てしまった。
たぶん、あちら(役者)も、こちら(客)も。

同じ芝居、内容をみていれば、
こちらも反応が、どうしてもにぶくなる。

舞台上から客席みても、いつも同じ客なら
役者さん飽きるか。中年夫婦の倦怠期だ。

客席の反応ないから、流れた演技になる。
そう、悪循環かもしれん。

それが仕事でしょ?
こっちは木戸銭払ってるのだから
と、つき離すほど
あの世界を知らないわけでもない。

いつ行っても、同じ舞台で
「あーこの劇団ってこうよね」って
安堵することだってあるし。

でも
劇団はイキモノ。常に変化していく。

劇団のカラーを
残していくことも大切だと思うし、
逆にあたらしい挑戦を長年のファンも
「昔のほうがよかった」と
あんまり批判しない。努力をみなきゃ。
観る側もあの頃のまま、心を止めない。

いつか「飽きる」ことに飽きるように。

一歩、前に進んでさ。
幕の向こうも、そして幕のこちら側も。

あの世界を好きな気持ちを大切に。


【哀】『楢山節考 姨捨て山』を観た話。


去年の話になりますが(またかい

やー、久々に新生真芸座の
『楢山節考 姨捨て山』を観たけど
すごくグッときたのよ(´;ω;`)

またあらすじっぽいけど、
備忘録として書きたいと思います。

台詞は(こんな感じだった)程度で
正確ではないのでよろしくです。
(また長いです。御覚悟を)

++++++++++++++++++
注1・
あくまでも一個人の感想です。
注2・
あえて敬称略してます。
注3・
場合によってネタバレもあります。
++++++++++++++++++


場所は信州の山間の地。

食糧に乏しいこの村では
「楢山参り」…口減らしのため
老いた者は楢山へ家族に運んでもらい、
そこで自ら餓死を迎えるという
かなしい残酷な風習がある。


小さな孫を抱き、
シカ(大倉)が走ってくる。
それを追うのは息子夫婦。
三人とも、つぎはぎの薄汚い着物。

「おっかぁ!その子をかえしてくんろ!」

「おらを、楢山さ連れてく気だろ?
 なんでお役人の言うことを聞くだ。
 血のつながった親子でねぇだか!」

「おっかぁが山さ行ってくれないと
 おっかぁが抱いてるその子も、
 オラたち、親類縁者、家畜に至るまで
 キツイお咎めをうけるだ。
 お願いだ、山さ、行ってくれ!」


そのやりとりを見ていた、おりん(矢島)。

止めに入り、シカと話をさせてくれと
息子夫婦をひとまず帰らせる。

シカとおりんの場面。

「茶でもいれてくる」とおりんが言うと

「まだ…お茶粉、があるだか?」

「正月の為に少しだけ、残してあるだ」


そのお茶を一口飲み、
たぶんとても薄いお茶を飲んでいるのに、
白湯とは違い、色がついていることに
喜ぶシカ。

ちょっとした会話なんだけど
貧しさのなかから見つける小さな幸せが
伝わってくるの。

シカがだだをこねたのは、
ただ単に自分のためではなく
他の老いた者や、ゆくゆくは自分の息子が
楢山にいくことになる、この掟に対しての
精一杯の反抗だったんだよね。

おりんは
「わしもそろそろじゃろうから
山さ行ったら、いい場所とっててくれ」

なんて悲しい会話をし、シカを帰らす。

おりんの息子・吉蔵(座長)と
吉蔵の妹・きく(けい・ゆう昼夜替え)が
おりんの元に帰ってくる。
きくはもうすすり泣きだ。

「泣くな!泣いたらいかん!約束だぞ」
吉蔵がきくに言うが、すでに吉蔵も涙目。
吉蔵はみるからに一張羅の、すすで汚れた
紋付の羽織を着ている。


ふたりは
年貢のことで郡代所に行った、と言うが
おりんはすぐに子供たちの異変に気づき、
郡代所から出された御定書を出せ、と
口をきる。びくっとするふたり。

御定書を読みあげる吉蔵。
それを手をついて聞き入れるおりん。

吉蔵は読みげたあと、おりんに言う。

何遍もアタマこすりつけて
頼んださ、もう少し待ってくれって。
でも掟だ定めだ、という。
周りの奴らも平気で親を山さ連れてく。
掟だからと言っても
親をなんだと思ってるんだ!!って。
血のつながった、自分の親だぞ!って。
ずっと思ってた。でも…


吉蔵の心の葛藤をブワーッと打ちあける。
止まることのない言葉が並ぶ。

「…しょうがねえだよ」

おりんの諭した言葉に詰まる吉蔵。


新生真芸座には珍しく、
流れてくるBGMというか音響効果が
極力少ない。雪の日の静けさのよう。


最後の晩餐、
おりんは腕によりをかけるから
きくに手伝えーって笑顔でいう。

その言葉に何も応える気力もない
ふたりのしょげた背中を見て
口をおさえて「待ってるでよ」と。

座長の自分自身に対して
「泣くな!」と、活入れるため
胸を叩いたり、天を見上げたり
するところがやたらリアル。

本当は泣き虫な吉蔵なんだろね。
戸惑う時とかは額をポリポリかいたり、
しっかりと人物像がみえてくる。

そのあとに郡代所からの
役人(芝瞳・拓都昼夜替え)が登場。
もう一度、その御定書に従えと
言いにきたのだが、
家までの道を獣道を教えられて
顔には獣の足跡、ボロボロになっている笑

吉蔵と役人の絡みで
「お役人さま、
 乱暴しないでくだせぇー」

と言いつつ、めっちゃ強い吉蔵w

このあたりがこの話のなかで救いだけど
もう座長の手加減なしの攻撃に
役人のやられっぷりは悲惨(苦笑)


このあと、親子は別れの盃をかわし
おりんはきくに、
縫った着物を着てくれという。

きくは来年、
隣村に嫁ぐことになっていて
その花嫁姿がみれないからだ。

このあと、楢山へ行く
装束の支度をするが、
この支度場面にたくさんの見どころが。

真芸座の伝家の宝刀というか、
台詞を削って削って魅せていく。

吉蔵の背板に乗り、
「息子に背負われるなんて幸せだー」と
つぶやくおりんに、
顔はくしゃくしゃにしながら
頷きも、言葉にも出来ない吉蔵。

無言、そして無音の世界に
深々と積もっていく雪の中、
響き渡る、きくの泣き叫ぶ声。

「泣くなー!!
 約束...したろう?!
 泣くんじゃねぇ!!」


吉蔵の怒鳴り声も、もはや泣き声だ。

もう
とにかく悲しくて、
とにかく降り積もる雪がキレイで
とにかく、泣ける。

かなり前から観ている芝居だけど
いろいろ進化していた。

前は(泣きやがれ!)くらいの
少し威圧感があったのだけれど、

いい具合に
いい意味で、力が抜けていた。

会話のリアルさが出ててね。

哀川座長の台詞が、
矢島愛さんの台詞が
…台詞とは思えないくらい、
すーっと、その人物になりきる。

大衆演劇らしいヤマアゲも見得もない。

その場にいるようで、心に響く。
気持ちよく、感情移入ができる。

最期のカーテンコールで、
哀川座長の
清々しい、やりきった!という
笑顔がみれて、こちらも嬉しくなった。

もちろん
愛さん、けいちゃん、ゆうちゃんが
全力で役に入り込んでいたので、
泣きはらした表情。それも素敵で。


ずっと
心に響く芝居を観てないなーと
思っていたけれど、自分自身が
「大衆演劇てこんな感じだよね」的に
入り込むスイッチをいれてなかった。
(本当に失礼でごめんなさい)

今年はまた、この芝居のような
心揺さぶる芝居が観れるよう、
アンテナもスイッチも入れていきたい

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白金髪の団七九郎兵衛



去年12月の話。
亀レポ失敬。しかも長くなった。

あげくカメラのSDカードを忘れ、
まったく撮ってません。
観劇人生初めてだわ、こんなヘマ汗

そのぶん、しっかり観れたし
楽しかったけどな(*^_^*)

ということで

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第一部 歌謡ショー
第二部 舞踊ショー
は置いといて…

あ、歌謡ショーは全員歌ったよ。
いやー、いろいろと衝撃w

++++++++++++++++++
注1・
あくまでも一個人の感想です。
注2・
あえて敬称略してます。
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++++++++++++++++++


粋心会華武輝 [ 壊 パンク ]
夏祭り浪花鑑
~驟雨の親殺し~

---------------------------
【 配役 】(敬称略)
団七九郎兵衛/片岡大五郎
一寸徳兵衛/長谷川翔馬

玉島磯之丞/藤間歩
遊女 琴浦/恋瀬川キャビア

徳兵衛女房・お辰/一城風馬

大鳥佐賀右衛門/要正大

釣舟 三婦/龍美麗

団七義父・義平次/恋瀬川翔炎
---------------------------


一年後にまた
浪速クラブで団七がまた観れるなんて
思いもしなかった。

前回は劇団炎舞で。
がっつりと通し狂言、きっちり行われた
炎鷹座長誕生日公演。

あれはね、
ところどころ炎鷹座長に
勘三郎さんが憑依してたな。

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今回の粋心会は
もちろん美麗さんの脚本で
かなり傾奇いた浪花鑑でした。

うん、壊れてた。パンクだったわ。

前の「幡随院長兵衛」の時よりは
基本の流れは変えず。

開演、幕前に
大鳥佐賀右衛門(正大)が登場。

三枚目の化粧で
客席どかーーん。まずは掴みはOK。

「いやいやどうもどうも~
本日はお寒いなか~…

え、どっから来たの?…八尾?

んーーー微妙に近いな、
(話を)ふるとこ間違えたw」


お客さんイジリをしながら、

自分とはどういう人間(役)か、
自分は琴浦が好きでたまらないけど
琴浦と磯之丞がラブラブで憎々しいと、
ブワーッとしゃべり、お客さんを惹き付けた。

こういうの、ホント
正大さんうまいよな(*^_^*)


そこからはじまる、お鯛茶屋の場面。

エロ花魁で踊る琴浦(キャビア)。
それをうっとり見ている
ボンボンの「嫌じゃ、嫌じゃ」
しか言わん磯之丞(歩)。

...ちょい話がそれるけど
みんな舞踊ショーのような
派手目な衣装で、化粧も目元に
トライバル柄入れたりして傾奇いてます。
(女役以外はみんな地毛が多かったかな)

で、この磯之丞(歩)がさ、
もー女狂いのダメ男で
琴浦のところからメロメロで帰らんので
磯之丞の親に頼まれ、説得にくるのは
やたらかっこいい、釣舟 三婦(美麗)きらきらきら~♪

なんとか嫌がる磯之丞を
ひと芝居うって
自分の家に連れて帰った。


で、住吉鳥居前に
団七(大五郎)が牢から出てきた
むさ苦しい風貌でやって来た。

そこを待っていた親友の三婦(美麗)。

三婦は、団七の身なりをみて
汚いからそこの床屋に行って来いと。

その床屋の前で、大鳥(正大)が登場。

磯之丞の元に行こうとする
琴浦(キャビア)を追ってきたのだ。

しつこくつきまとってる所を
「よさねぇか!!」

床屋から出てきた
別人のように男前になった団七(大五郎)。


白金髪の
ツーブロックーーー!!

ひゃーーー!!!

団七に魚売りっぽさが全くないけど、
パンクだもの、コレはコレでありw


琴浦に道を案内する時の
例の大鳥の体を使ってのくだりがあって

一寸徳兵衛(翔馬)と団七の
下馬札持っての立ち回りも
しっかりあって、止めに入るのは三婦。

義兄弟の契りは片袖じゃなく、
己の腕を切って血を舐め合う漢っぷりグッド!


一寸徳兵衛の女房・お辰(風馬)。
このお辰がホントいい女でねーラブラブ

旦那の徳兵衛に頼まれて、
お辰は磯之丞を親元に
連れて帰ろうとするけど、

前にも書いたように磯之丞は
女好きだから、帰る道中に
磯之丞とアンタがなんかあったら
まずいから、磯之丞は渡せんと三婦。

するとお辰は…

ここ、いつもフツーに観てても
不思議に思うんだけど、

なぜか三婦の家に
夏なのに火鉢があって、
その中にアッツアツの焼きごて あって
自分の頬を焼きごてで焼くんだわ。

夏なのに火鉢?焼きごて?

まま、それでお辰さんの
頬を焼くぐらいの侠気に惚れた三婦は
磯之丞を預けるのね。

で、三婦はお辰の顔みて、
「旦那(徳兵衛)は大丈夫?」と問うと

「うちの人が惚れたのは
ここ(顔)じゃない。
ここ!で、ござんす!」


胸をパン!と叩くお辰。粋だねぇきらきらきら~♪


でも、今度は
琴浦(キャビア)が捕まっちゃうの。

団七の義父・義平次(翔炎)に。

義平次は金の為ならなんでもする悪人。

琴浦を大鳥に渡せば金になるから
団七の名前使って騙したわけよ。


…こんの、翔炎さんの義平次ねw

真っ黒の菅笠で顔を隠して、
スケスケの衣装で
数珠をジャラジャラと首に巻いて、
下にモンモン着て。

飄々としていて
「イヒヒヒヒ」って笑う声がもう。

ホンットあの
ラスボス感がいいよな。


…で、次の幕から
客席ビニールシートの用意ですよ。
「本水使いますので」と。

え(;・∀・) 真冬ですよ。

3列目くらいまで
シート用意されたけど、しっかり
5~6列目でもオイラ濡れました(笑)


で、義平次に
琴浦を連れていかれたとわかった団七。
しまったーと駆け出してゆく。

ようやく追いつき、
義平次にこれは金で解決しようと。
義平次を騙し、琴浦をまずは逃がす。

金は石ころ、ウソだとわかった義平次。

団七をメタメタに侮辱し
雪駄で団七の額を割る。

この辺の翔炎座長と大五郎座長の
掛け合いね。観ててホント気持ちいいの。


団七は怒りで刀を抜くが
「親殺しは大罪」と義平次は
もっとののしり、もみ合いのうち
あやまって義平次を斬ってしまう。

翔炎「ひ、人ごろしーーー!」と叫ぶ。
もはやこれまでと、
団七が刀を振り回し…

ここからは浪速クラブに驟雨が。

驟雨(しゅうう)=
突然降り出し強弱の激しい雨



義平次が雇った手下と団七の壮絶な殺陣。

雨のなか、粋心会全員びしょぬれで
大立ち回り。かなりの時間だったな。

途中、面白い魅せ方もあったり、
パンクっぽい爆音のBGMとともに
死んでも死んでも袖からでてくるし(苦笑)

義平次との殺陣もみどころで、

なかなかとどめを刺せない団七に
なかなか死なない義平次。

くぅぅ~って観てて思うww

立ち回りの最期、パッと暗くなり
団七のみ、上からのピンスポ。

「悪い人でも舅は親ー!!
ゆるしてー
くだんせーーー!!!」


ーーーーーーーーーーー

…書きながら
あらすじで終わってしまいそと思いつつ
あらすじでオワタね、すまぬ(苦笑)
下手くそだー感想文orz

美麗さんのキャスティング力と
脚本はホントすごいな、と思う。

でもやっぱりこの話の前半は
案外、人間関係が簡単のようで難しくて
セリフだけじゃなかなか追えないこと。
初見だと「?」もあったかもしんない。

そのなかでも
「わかりやすくわかりやすく」と
いう心意気はすごく伝わったし、
それぞれの熱量は半端ない。


大ちゃんの団七は
初役だし、主役だしで
セリフはガチガチだったけどw、
やっぱり歌舞伎のものをやるのは
テンションあがるんだろな、
いい表情してた(*´ω`*)

昼1回のロング公演だったから
集中できたんだろなきらきらきら~♪

送り出しの片岡大五郎座長。
(友人の画像を拝借)

168456.jpg



粋心会は
「あるものをする」のではなく
「作り出す楽しさ」を重視してて
みていてホント楽しい。ワクワクするきらきらきら~♪

これからもどんどん挑戦してほしい。


なんか、
こんなにダラダラ書いてるのに
まとまってなくてすみません(;´∀`)

追加で書き足すかも(まだ書くのかよ)


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